日本では武蔵野市が最初。自宅を担保にして融資を受けることができるリバースモーゲージは、アメリカ気で1960年に始まったもので、日本では1981年に武蔵野市で導入されました。現在は、いくつかの銀行などが金融商品として発売されている貸付制度です。

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リバースモーゲージのリスクを背負う相続人

リバースモーゲージのリスクは意外な形でやってきます。
それが相続人です。
例えば、夫と妻の老夫婦がいて、1人息子がいたとします。
この2人ともに亡くなった場合、相続人は1人息子だけです。

夫婦の自宅を利用して、十分な老後を楽しみました。
先に夫が亡くなり、妻だけになってもリバースモーゲージは利用ができます。
その間、利息だけは返済していましたが、いよいよ妻も亡くなりました。

相続人である1人息子は、自宅を売却して、銀行に元本分の一括返済をしました。
ところが、土地の評価額が、リバースモーゲージ契約時よりも安くなってしまい、数百万円ほど不足してしまったのです。
結局、1人息子が不足分の返済をしなくてはならないことになります。

1人息子のつぶやきとしては、本来リバースモーゲージをしなければ、この家を相続してと思っていたけれど、返済分が不足して、自分が数百万円もの支払いがあるなんて…。

このような話はよくあるようです。
ですから、最初に評価額の融資限度額を確認するとともに、評価額の推移は見守る必要があります。
途中、売却の価格なども調べておくことで、不足分の備えなどをする、相続人としてできるだけリスクを減らすよう工夫することも必要です。